ダイレクトタッチ
Ultimateでは、入力に対するアプローチを大幅に見直し、これまでにない操作感を実現する「パレット入力システム」を搭載しました。
入力の流れや要素にとらわれることなく、自分仕様にパレットをアレンジできるため、使いたいコマンドを手元に集めて置くことが可能となりました。また、拡大縮小や断面図表示などのマウス操作は、移動距離・クリック回数ともに可能な限り少なくなるように、マウスジェススチャーを採用しています。
大断面対応
大断面対応とは、単純に大きな材成が入力できる、という意味ではありません。大きな材料と金物工法との組合せを必然と考えることで画期的な飛躍を図りました。
特定の金物工法にしばられることなく、端部の金物形状から加工までを任意に設定できるようにすることで、オプションの有無に縛られることなく、大断面用オリジナル金物までをもカバーすることが可能となりました。
大規模物件対応
Ultimateには、入力フィールドの制限はありません。フィールドグリッド・入力可能材本数ともに上限が取り払われ、公共施設のような物件であっても、そのすべてを一物件データに収めることができるようになりました。
また、新たに「工区」機能を搭載しました。一物件の中で、一次工区、二次工区…と任意に分割ができ、各工区ごとに加工データを出力する事も可能なので、納期管理の難しい超大型物件や狭小地物件で威力を発揮します。
墨付図機能改善
工場や現場でも確認する事の多い「墨付指示書」において、プログラムのレベルから見やすさの改善を追求しました。これにより文字の重なり回避や表示文字の種類を大幅に改善しました。
さらに、金物工法においては、材単位の金物取付図や積算表を備えることで、作業の効率化を実現しています。
※一部の工法におきまして、対象外となる場合がございます。
三次元詳細図オプション
Ultimateの三次元詳細図は、高精度・高精細でリアルな描画を実現し、「干渉チェック」「3D断面図」「透過表示」「立体寸法線」など、多彩な補助機能も搭載しています。
さらに、CADの設定によって、在来工法では羽子板金物やホールダウン金物、各種金物工法では個々の接合金物やボルト穴までも全て実寸に基づいて表示することを可能にしました。
パソコン上で割付シミュレーション
従来、熱練技能者の経験に頼っていた割付をPSSが一括処理。画面で確認しながら何度でもやり直しできるため、目地幅、出入隅、建具位置などを十分に考慮したベストな割付ができます。各加工機へのデータ書き出しも可能です。
シンプルで簡単な入力操作性
平面図で物件の形状を入力・編集
平面図入力に合わせて立面図がリアルタイム変化
操作パレットは一目で分かるアイコンボタン。各種ダイアログも分かりやすいウィンドウ表示で入力をサポート。誰でもすぐ扱える操作性が魅力です。